海岸

『思い出のマーニー』 ~ふたりだけのいけないこと~

ジブリ映画「思い出のマーニー」は、2014年7月19日に公開されたアニメ映画です。イギリスのジョーン・G・ロビンソンの児童文学作品が原作です。初版は、1967年にイギリスで出版されました。日本では、1980年に岩波少年文庫から刊行されています。

原作ではイギリスのノーフォーク州にある海辺の町が舞台ですが、映画では日本の北海道を舞台に物語が描かれています。

主人公の杏奈は、養親に育てられ、心を閉ざした内気な少女で友達もいません。喘息の療養のために、海辺の町で過ごすことになり、そこで古い屋敷を見つけます。その屋敷は湿っ地(しめっち)屋敷と呼ばれていて廃屋に見えるのですが、そこに住む金髪に青い目のマーニーという少女に出会います。

マーニーと親友になり、屋敷のパーティーに参加したのですが、その後に訪れると廃屋に見えました。マーニーはそれから姿を見せなくなり、屋敷には別の住人が引っ越してきます。マーニーは自分が作り上げた想像上の友達だと杏奈は思うようになりますが、屋敷に越してきた少女から、彼女が見つけたマーニーの日記を見せられます。

その後マーニーと再会し、互いの悩みを打ち明けたりします。ある日2人はサイロに行くことになったのですが、杏奈は嵐の中、夜のサイロに置き去りにされてしまいます。怒り悲しむ杏奈は、夢の中でマーニーから別れを告げられ許しを求められます。杏奈は老婦人から、かつて屋敷に住んでいたマーニーの生涯を知ります。

その後、マーニーと湿っ地屋敷の秘密に気が付くのです。この映画は米林宏昌が監督で、第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされています。

脚本は「借りぐらしのアリエッティ」などの脚本を書いた丹羽圭子、作画監督だった安藤雅司、監督の米林宏昌が担当しています。主役の2人の声優はオーディションで選ばれ、杏奈役に高月彩良、マーニー役に有村架純が担当しています。他に松嶋菜々子、寺島進、根岸季衣、森山良子、吉行和子、黒木瞳などが出演しています。